2006-01-22から1日間の記事一覧

1911年 管野須賀子「死出の道艸」

1911年1月22日 管野須賀子「死出の道艸」廿二日 晴れ 昨夜は入監以来始めての厭な心地であった。最後の面会という一場の悲劇が、私の[鋭い 末梢]神経を非常に刺戟したからである。去年6月2日に始めて事件の暴露を知って以来、相当に[精神 末梢]修養をしたつ…