2006-08-25から1日間の記事一覧

1925年 古田大次郎「獄中手記」 死ぬ時も晴れた日であつてくれ

古田大次郎「獄中手記」 雨の日の淋しさを前には好んだが、今はそれを堪へ難いものと思ふやうになつた。それだけ心が弱くなつたのだ。 矢張り、いつも晴れた青空を見てゐたい。死ぬ時も晴れた日であつてくれ。 松谷弁護士来訪。…