1910年 宮下太吉第5回予審調書 「革命」を語る

1910年6月8日

宮下太吉第5回予審調書 
内容≪明科での生活、姉と同居≫

答 錦輝館事件のときのような暴動とは言いましたが、あのくらいの程度のことではありません。それなら何も爆裂弾など必要ではありません。私は官憲に抵抗して暴動を起こすというので、諸官省はもちろん、三井・岩崎などにも放火し、爆裂弾をもって各大臣をやっつけると申したのでありまして、暴動というより革命といったほうがよかろうと思います。