1918年 近藤憲二ら北風会発足させる 1921年 大杉栄、北風会開催

1918年 6月15日 
近藤憲二等北風会を主催す。近藤憲二、村木源次郎、石井鉄二の3名は主催者となり無政府主義者渡辺政太郎の追悼を兼ね同人の生前開催し来りし「実生活研究会」復活の目的を以て同志の会合を催せり参会者は主義者13名未編入者数名なりしが同志和田久太郎、中村還一、荒畑勝三、村木源次郎、斎藤兼次郎等交々起て亡基渡辺政太郎が終始一貫主義の宣伝に努力し同志として光栄ある最後を遂げたる懐旧談を為したる後一同「露西亜革命の歌」を合唱し渡辺が生前開催し来りし「実生活研究」の復興に関し協議を為し左の如く協定せり

(イ)会の名称 「北風会」(北風は渡辺の雅号)と称すること

(ロ) 責任者 近藤憲二

……和田久太郎は出席者一同に労働新聞第三号及故渡辺政太郎の肖像絵葉書一葉を配布したり <状勢>



1921年 6月15日 

神田区甲賀町駿台倶楽部内労働運動社内に大杉栄主催、
北風会を開催す会同者約50名