1919年 大杉栄、警視庁を訴える、夜は検束される

1906年 7月17日 電車事件「再審理」上告棄却有罪確定、

1919年 7月17日 東京地裁検事局帰宅後の言動を偵察するに大杉は今回の犯罪事件を意に介せさるものの如く却って同志弁護士山崎今朝弥を代理人として警視庁正力刑事課長竝びに拘引されたる記事掲載の各新聞社を相手取り名誉毀損、損害賠償の訴えを提起する等豪語し居れり……

1919年 7月17日 大杉栄京橋区貸席川崎家に開催 服部浜次主催 労働問題演説会に出席 解散を命せしか大杉栄等同志2,30名不逞の言動を弄せし…大杉栄等外15名は所轄築地警察署に同行の上検束に附せらる午前3時頃迄革命歌の歌を高唱