1919年 大杉栄ら信友会大会開催費用支出 1922年 大杉栄、宮島資夫

1919年 9月8日

大杉栄ら信友会大会開催費用支出 
神田美土代町青年会館に開催の労働団体信友会大会に関する費用は岡千代彦(三十円)、吉川守国(十円)、服部浜次(十円)、大杉栄(十円? 二十円?)、等を支出せしか大杉栄一派は本労働団体を自派のものと為さんとの野心を抱懐し、益々接近し現在信友会員たる高田公三、水沼辰、鈴木重治等の同主義者を通し盛に懐柔策を奔し居るは明白なるか同会員中には既に主義者の関係し居るに■■たをさるものあり水沼辰か今回国際労働者会議問題に関する協議委員として信友会の代表者に選挙せられたるは社会主義者の運動に由るものなりとし之に反対を称すーふるもの多数ありと」官憲資料

1922年 9月8日 

大杉栄書簡
宮島資夫宛「……10月号の『新潮』に「労働運動と労働文学」というものを書いて、君に対する批評もちょっと書いておいた。『改造』の[お化けを見た話]の中にもちょっと君のことが引合いに出ている。……」