1914年 大杉宅に百瀬晋と荒畑寒村が来訪 1916年 平民講演会

1914年3月7日 

 鎌倉の大杉栄宅に百瀬晋と荒畑寒村が来訪、百瀬は30日に退去、荒畑は二泊する(調査書記載)

1916年3月7日 

 平民講演会が開催される。牛込横寺町芸術倶楽部。  
大杉栄の外18名(未編入者5名)山川均、馬場孤蝶(未編入者)の講演あり、後雑談を交え午後十一時頃散会 ○内縁の妻堀ヤス(主義者)とは1911年11月5日より同棲し居りしが1915年11月頃より大杉が神近イチ(主義者)外一、二の婦人と関係し「ヤス」を疎無んしたる結果著しく家庭の円満を欠き遂に山崎今朝弥、馬場孤蝶(未編入者)等の調停により互に感情の融和を計らんが為め1916年3月9日より一時別居すること、なれり